デンマークの光と影 福祉社会とネオリベラリズム

  鈴木 優美 著 ...著者について

小さな国だが、きらりと光る存在感で世界に知られるデンマーク。年間6週間の有給休暇、失業時の手厚い保障、無償の医療費・教育費といった福祉社会に、新たな波が押し寄せている。市場原理の席巻は世界的な傾向であり驚きに値することではないが、福祉社会に見られる新自由主義の台頭は、「世界一幸福な国」を格差と競争原理の国に変えつつある。
壱生舎発行


目次
序 章 福祉国家から福祉社会へ
第1章 無料の代償
「高福祉」を支える税制度
教育制度の変容─「国際競争力」の名のもとに
揺れる医療制度
第2章 個人の意思尊重の代償
肥満との闘い
アルコール・薬物濫用と精神疾患
ドロップアウトする若者たち
第3章 寛大な福祉給付の条件
失業対策
年金制度
第4章 選別される外国人
移民政策と国内の反発
「テロとの闘い」と「自由」のはざまで
第5章 フレキシキュリティの陰
社会民主主義の変容
労働組合とストライキ
金融恐慌の後で
抜粋
あとがきにかえて
書評
しんぶん赤旗
ふぇみん
婦人通信
関連書
成熟社会のライフサイクル

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リベルタ出版

¥1800(税込1944円)46判並製248頁10年11月刊
ISBN978-4-900028-02-9